私の料理ストレスの原因①
私は料理教室講師を10年ほどやっています。
それ以前は保育園で栄養士をしたり、レストランやカフェで働いていました。
こんな一見食のプロである私なのですが、
かなりの料理ストレスを抱えたことがあります。
今日は私の料理ストレスの原因について書いてみたいと思います。
毎日の料理ストレスを
自分らしい生き方に変えよう
料理嫌い克服アドバイザーのめぐみです。
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私が料理ストレスを一番抱えていたのは、結婚して娘が生まれて忙しくしている頃です。
娘が8ヶ月の時から料理教室を始めたので、すでに講師として料理を教えていた時期でした。
当時はマクロビオティック料理を教えていて、
特に食物アレルギーがある子どもさんをお持ちのお母さんに喜んでいただきました。
※マクロビオティック料理とは簡単に言うと玄米菜食を中心として動物性食品を控える料理です。
↑子ども料理教室もやっていました。
私の娘は1歳半のときに喘息と診断されたので、
少しでも症状が良くなるようにと食事に気を配っていました。
結婚する前からマクロビオティック料理には興味があって、料理教室に行ったり本を読んだりしていて、
ある程度の知識は持っていました。
ですから娘のためにはマクロビオティック料理がいいと思い、料理を頑張っていました。
喘息にはれんこんが効くと聞けば、あれこれ工夫してれんこんを食べさせました。
喘息には乳製品が良くないと聞けば、娘が食べないように気を付けていました。
今考えても、当時は必死だったなと思います。
「娘のために」「娘のために」と呪いのように思っていました。
「主人のために」も思ってましたよ(笑)
私が食に気を配ることは悪いことではなかったのですが、
気を配り過ぎて少々歪が生まれだします。
私が食に気を配れば配るほど
娘が思うように食べなくなったり、
主人から食事に対する愚痴がでてきたり、
料理に時間を使い過ぎて自分の時間がなくなったり、
とにかく自分の思うようにならないもどかしさを感じるようになりました。
それでも「私は料理教室の講師だから」というプライドもあり
「私は何も間違ってない!私の努力が足りないんだ!」と思っていました。
ですからもっと食の勉強をしました。
娘が思うように食べないのは、私の味付けが悪いんだ
主人から食事の愚痴が出るのは、私の作り方が悪いんだ
料理に時間を使い過ぎて自分の時間が無くなるのは、私の段取りが悪いんだ
、、、なんて思っていました。
その頃から料理が苦痛になってきました。
ただでさえ、よちよち歩きの娘の世話で手一杯だったのに
さらに料理なんて、手が回りませんでした。
でも家族はお腹が空くし、、、
かと言って外食はちょっと気になるし、、、
結局は私が料理しないと家族が回らないと思っていました。
あ~料理ストレス!!!
今だから言えるのですが、
私ったら、とっても真面目だったのです。
私ったら、とっても一生懸命だったのです。
私ったらエライですね♡
結局は食に振り回されて、全部自分ひとりで料理を背負っていたのです。
そんなに背負わなくてもよかったのですよね。
当時の自分に声を掛けるなら、
そんなに頑張らなくてもいいよ
と言いたいです。
料理ストレスを強く認識してからは少しずつ少しずつ手放していきました。
でもこの「手放す」というのが私には難しくて、すごく時間がかかりました。
私の料理ストレスの原因①は
頑張り過ぎ
だったのです。
あなたはどうですか?
自分ひとりで頑張り過ぎていないですか?
少し立ち止まって考えてみてください。
次回は私の料理ストレスの原因②を書きますね。